グローバルメニュー

TDC LETTER

2020年04月02日

vol.2「ご依頼から制作物が出来るまでの過程をご紹介!」

今回は新聞広告と看板を紹介します。
いずれもクライアントと打ち合わせながら、企画・制作させていただきました。

新聞 3月1日付山陽新聞「荒木組」広告全15段

依頼
荒木組様からの依頼はリクルートで新聞広告をうちたいというものでした。
しかし打ち合わせの中で、リクルートといっても求人的なものではなく、
自社に対して良いイメージを持ってもらえる広告にしたいという思いも出てきました。

 荒木組様の社内外への働きやすい環境整備をはじめ、様々な啓蒙活動などをお聞きし、資料を拝見して、思いや願いを何か1つのビジュアルで表現出来ないかと思考を巡らせ、荒木組様のイメージカラーの藍にからめて「アイ(愛)」をキーワードとし、メッセージとして、「アイがある」をキャッチコピーにしました。
 「アイがある」には
社内、社外、関係の方々への働きやすい環境への「アイ(愛)
岡山はもちろん世界へ、環境全体への「アイ(愛)
つなげて行く世代、未来を創って行く世代への「アイ(愛)
そして、広告を見る人、自分自身への「アイ(愛)」という思いを込めています。
 これからの時代を担っていく世代のモデルと希望に溢れる朝日のビジュアルを重ね合わせた広告には多くの方から好評価をいただきました。


◆今回の撮影では、朝日が正面に見える撮影場所の候補探しに苦労しました。スマホのマップで朝日の方向を検索し、実際の撮影時刻でのロケハンを重ねました。
ちょっとした時間の差で陽はどんどん右上に移動してしまうので撮影の時間もおよそ20分以内というヒヤヒヤした撮影となりました。

制作物の詳細はこちら
https://www.tdc-ad.co.jp/works/graphic/arakigumi.html

道路看板 「エムズ工業」イメージ看板

依頼
こちらの依頼もリクルートに向けたPRと認知度を上げたいというものでした。
そして同様にイメージ広告をということでした。

 CM、ポスターなどPR媒体はいろいろありますが、看板は通るたび見てもらえるので「おや?」と好奇心を持ってもらえるものに。今回はイラストで表現することにしました。
若い世代に興味を持ってもらうのがひとつの目的です。
男女のイラストと力強いキャッチコピーで、これからの未来を担う若い世代の人たちを後押しするようなイメージを目指しました。
エムズ工業様は若い人を応援したいという気持ちをお持ちでしたので、イラスト制作は実際に学校でイラストを学んでいる岡山の専門学生に依頼しました。
掲出は3月からでしたが、「毎日見かけて気になる」という声もいただいています。

◆実はイラスト背景にはシンフォニーホールが描かれていて岡山の街を表現することで「地元を支えるエムズ工業」というメッセージを込めています。倉敷-岡山間の2号線沿いにあります。

荒木組広告 ウラ話


今回の制作では、上のコメントにもあるように、児童養護施設の女の子にモデルとして参加してもらいました。

「全国に約600施設あり約3万人が保護され生活するという児童養護施設のことをもっと知ってほしい。」という思いから、TDCでは「児童養護施設のこどもたちの笑顔のためにできることからはじめる」という活動を行なっています。『シゴトの図鑑プロジェクト』もその一つです。

シゴトの図鑑プロジェクト

岡山県の弁護士や企業と組んで、これまで個々の企業で実施されていた会社見学などをベースに、職業・仕事に関する体験や情報を得る場をプロジェクトとして体系化したものです。
 私たちの暮らす社会を知り、自分の可能性を広げ、未来に夢や希望を持って欲しい。「夢を持つ」ところからこどもたちに寄り添い、勇気づけることを目的として、多くの企業を巻き込み、企業訪問、職業体験、観劇、スポーツ観戦、また、企業が施設を訪問して講演や実演するなどさまざまな「仕事」に触れる企画を実施しています。
 多くの企業の参加・支援が不可欠であることから、とりまとめやさらなる発展の窓口として一般社団法人「かすがい」も設立しました。
 これまでフルーツ農園のイチゴ狩り、大工の仕事体験、デザイナー・カメラマン・ヘアメイク体験、テレビ局生放送見学、お笑い芸人講演などを実施しています。

シゴトの図鑑プロジェクトについてはこちらもご覧ください。
http://4510zukan.org/


関連記事

HOME  < TDC LETTER  < vol.2「ご依頼から制作物が出来るまでの過程をご紹介!」