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TDC LETTER

2020年05月27日

vol.3「14万人に届く観光パンフレットとは!?」

今回は観光パンフレットをご紹介します。
デザインだけでなく広報的な要素も含めて企画・制作させていただきました。

観光パンフレット(A4×16ページ)

依頼
浅口市様からのご要望は、注目されるようなインパクトがありながら、見やすくわかりやすいデザインで、「浅口へ行きたい」と思わせるような内容となっていること、でした。
提案
大きく使用する写真にインスタグラマーを活用して印象的なビジュアルをつくり上げるとともに、撮影した写真でインスタグラムに記事を投稿していただくことでフォロワーへの広告力も期待できる企画でご提案しました。 カメラマンの在籍する弊社としては珍しい社外カメラマンの起用、さらにインスタグラマーと協力した初めての仕事となりましたが、インスタグラムの記事への反応や発行後に市へ多数の問い合わせが届いたことなどから、要望に応えることのできる企画・制作であったと自負しています。

浅口市観光パンフレット

@kaji_nori06(岡山県在住・フォロワー数13万人*)さんが撮影した夏の寄島の景色と@susanoo_harlockさん(東京都在住・フォロワー数1.2万人*)さんが撮影した国立天文台の星景を使用し、あえてどちらの面でも表紙として機能する両A面デザインにしました。
これは浅口市が「星と海のまち」を観光のキャッチコピーとして以前からPRされていることに起因しています。
*2020年5月27日時点

撮影裏話

当初は天文台に上るオリオン座を狙う予定だったのですが、実際の撮影時に地球から確認できる最も明るい星「シリウス」も入り込むことが分かりました。(中央左寄りにあるひと際明るい星)
それが分かった時に立ち会っていただいた職員の方から「シリウスは浅口市が市の星として制定している」と伺い、特徴的なオリオン座と浅口の星シリウスが最も良く配置できる構図を狙って撮影しました。



浅口市観光パンフレット(巻頭見開き)

浅口市が誇る景勝地「三ツ山」に上る天の川を捉えた写真を全面に使用した印象的な巻頭見開きです。
午前3時頃から撮影を開始しましたが、なかなか満足いく構図を押さえることができず、最後4時半頃にダメ元で入った場所から撮影した最高の写真です。
新月・干潮・快晴・無風、様々な好条件がそろわなければ撮影することのできない奇跡の1枚です。


浅口市観光パンフレット(遙照山見開き)

映画「8年越しの花嫁」のロケ地として使用されたことで一躍有名な観光スポットとなった遙照山の展望台から、昼と夜の移り変わる景色を見開きで表現しました。
全く同じ構図で撮影するために、昼の撮影時に三脚の位置や高さを記録し、出来る限りズレが起きないように注意しました。

バッグ型クリアファイル


バッグ型クリアファイル

観光パンフレットと同時にバッグ型クリアファイルも制作させていただきました。
来庁者への資料配布時や移住定住相談会などで使用されるものですが、中に紙が入っている時は昼の青空、何も入っていないときは夜の星空となるマジック仕様となっています。

制作裏話

今回は浅口市で地域活性化の活動をしている団体の方に取材・撮影(一部)・ライターとして協力いただいたのですが、これは数年前に担当営業が勉強のために参加したセミナーでの出会いがきっかけとなっています。
その方自身もインスタグラム@mk826jpで1万人を超えるフォロワーを持つインフルエンサーなのですが、インスタグラマーを起用する提案をしたい!と言った時に岡山在住の候補アカウントを挙げてくれたのもその方でした。
世の中何が繋がるか分からないので、これからもTDCは全員でアンテナを広く張って活動していきます!

TDCの環境配慮

昨今SDGsに関連して環境配慮をした上で活動を行うことが求められていますが、弊社ではそういったご要望にもお応えすることが可能です。
今回の観光パンフレットでは、用紙はFSC認証紙、インキはノンVOC、さらに水無し印刷で仕上げ、バッグ型クリアファイルは再生PETを70%以上使用したエコマーク認証付き仕様としています。


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